記憶旅kiokutabiのブログ

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バルセロナのサン・ジョゼップ市場でナバハスを食おう!

 バルセロナのサン・ジョゼップ市場でナバハスを食おう!

 

 やはりバルセロナに来たのだからサン・ジョゼップ市場のバルでエビを焼いたやつ(ガンバス・ア・ラ・プランチャ詳しくは塩とオイルだけで調理したエビの鉄板焼き)とマテ貝を焼いたやつ(ナバハス詳しくはマテ貝を鉄板でさっと焼く。半生のところにさっとレモンを搾ると甘さが引き立つ)を食べなければと決断をした。サン・ジョゼップ市場はリセウ駅から徒歩2分の所にある。

その決断に迷っていた理由に、その二つをたのむと、たぶん50ユーロ(6500円ぐらい)を超すだろうと予想していたからだ。ふだんはマーケットで買った1ユーロのハムやチーズをパンに挟んで食べるか、3か4ユーロの冷凍パエリアみたいなのをチンして食べるか、ケバブ屋でケバブ(5ユーロぐらい)を食べるかなので、自分にとっては物凄い贅沢なのである。

 

 意を決して、サン・ジョゼップ市場の決めていたバルのカウンターに座った。スペイン語がまったくしゃべれないのでガイドブックに載っていた写真を指差して「エスト、エスト、ポルファボーレ」と目の前のお兄さんに言うとニヒルな笑いを浮かべ頷いた。飲み物はと聞かれファンタレモンをたのんだ。ビールじゃないのかというような表情を浮かべ目の前のお兄さんは頷いた。注文したのがちゃんと来るのか不安だったが、はじめにマテ貝の焼いたやつナバハスが来た。と同時に物乞いのおばちゃんが来てカップを目の前に出したが、僕は首を横に振った。

 ナバハスを写真に撮ろうとカメラを鞄から取ろうとすると、隣のお客と目の前のお兄さんが物乞いのおばちゃんにコインをあげようと財布を取ろうとしているのかとギロッとこっちを見て、騙されてはダメだという空気をだしたが、写真を撮ったのを見て美味そうだろって空気に変った。

 ナバハスを食べた瞬間、美味すぎてそのまま倒れそうになった。脳みそから脳内麻薬がでているのか興奮して夢中で数分で食べてしまった。

 よっぽど興奮してしまったのか次にでてきたエビの焼いたやつ(ガンバス・ア・ラ・プランチャ)がでてきた時に写真を撮るのを忘れて食べてしまっていた。エビに皮が付いていたが剥くものかどうか分からずバリバリ全部食べていたが何も言われなかったので、バリバリ食べ続けた。これも美味すぎて失神しそうだった。

 

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ナバハス

 

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